2024.12.20

【求人情報】bankupの職員(地域おこし協力隊支援・若者移住・定住支援担当)を募集します。

NPO法人bankupでは、現在下記の職員を募集しております。

1)鳥取県版地域おこし協力隊の後方支援及び若者の移住・定住の推進を担う”輝くとっとり地域づくりコーディネーター”
(本人材は鳥取県と協働し地域おこし協力隊の制度を活用してNPO法人bankupで雇用します)

鳥取県からの受託事業で鳥取県内の地域おこし協力隊制度の活用がスムーズに進むようにサポートしたり、若者の移住や定住を促進するお仕事です。例えば、県内の現役協力隊を中心に、自治体、地域、協力隊経験者の支援を行なったり、移住イベント等を活用し若者の移住や定住を促進します。
地域おこし協力隊については、鳥取県内では97名(令和5年度中)が活動しており、協力隊経験者も県内各所で活躍しています。

活動内容
主な活動内容は3点(1)地域おこし協力隊員(経験者を含む)のサポート、(2)受入れ地域・自治体のサポート、(3)鳥取県への若者の移住・定住に関する取組の推進です。

(1)地域おこし協力隊のサポート
地域に足を運び、隊員のお話を聞いていただきます。隊員ごとに状況が異なるため、現状把握をしてもらい、必要なサポートをしていきます。
(2)受入れ地域・自治体のサポート
受入れ側にも足を運び現状共有をしていただきます。すでに隊員が入っている場合はサポート方法などについて検討し、これから募集する場合は、募集企画やテーマ設定などから募集広報など伴走支援していただきます。
(3)鳥取県への若者の移住・定住に関する取組の推進
地域おこし協力隊を含め、鳥取県への若者の移住・定住の推進に関する業務を県および関係団体と協力して進めます。

活動の良いところ
(1)地域に新しい風が入る場面に立ち会える
人口減少による担い手不足など地方には厳しい状況が続きますが、新しい人材が風を起こすことで、課題解決の可能性が広がります。地域の良さと外部の力をあわせていく場面に立ち会えるのはやりがいもあります。
(2)コーディネーターノウハウを学ぶことができる
隊員・自治体・地域(企業・集落)と多様な主体と連携したプロジェクトをサポートしていくことにより、協働のためのコーディネーターノウハウが蓄積できます。多くの地域ではコーディネーター不足が言われており、今後必要なスキルが学べ経験値を積むことができます。
(3)地域の面白い人にたくさん会える
鳥取県内にはチャレンジをしている人がたくさんいます。現役隊員だけでなく、隊員経験者やまちづくり組織、若手経営者など地域のキープレイヤーにたくさん会えることで、地域で面白く事業展開する事例をたくさん見ることもできます。

活動の大変なところ
(1)自治体のお作法・地域のお作法
自治体にはお作法があります。民間経験者からみると効率が良くなかったりすると思いますが、慣れてもらうのに時間が必要になります。また地域にもお作法があり関係性を作るうえでは大事ですが、こちらも慣れるのに時間が必要になります。すべてが郷に入っては郷に従えという時代ではなく変わりつつもあります。
最終的には関係性ができ、理解の上ですすめば問題ないのですが、時間や手間がかかる部分をを楽しめると良いです。
(2)多様な課題に向き合う必要
地域課題と言ってもかなり多様になります。情報量がかなり多くなるので、社内共有をしながらでも、マルチタスクをさばく必要が生まれてきます。難しいものについては、別組織や専門家につなぐなどしていきますが、好奇心を持って向かってもらう必要があります。
(3)答えがない課題に挑む
協力隊の課題も、自治体・地域の課題も仮説検証しながら進むことになります。答えがない課題を少しずつ切り開く感覚になるので、そこを面白がれる人が良いです。

こんな人が向いているかも
今回のコーディネーターは、人の話を聞くのが好きな人、人と人をつなぐのが好きな人、誰かの可能性を広げるのに興味がある人に向いている仕事と言えます。
キャリアカウンセラーなど人と仕事をつなぐ仕事をしている人なども良いかもしれません。多様な情報に触れるので好奇心旺盛な人も良いと思います。

地域おこし協力隊卒業後について
卒業後は大きく分けると2つ考えております。一つは法人にとどまりコーディネーターとして継続的に動いていただく。もう一つは創業などご自身で事業をするパターンです。状況を見ながら相談出来ればと思っております。
(1)NPO法人bankupに継続してコーディネーターとして雇用される
(2)自ら取得したスキルを活かしたお仕事で創業・就職してもらう(鳥取県では就業や起業に活用できる補助金もあります。)

受入れ体制について
NPO法人bankupは鳥取市で2002年に創業したNPO法人です(旧学生人材バンク)。鳥取大学を中心に“地域×大学生”のプロジェクトを組成し、地域の新しい担い手を作っています。近年では、地域おこし協力隊や複業プロジェクトなど大学生以外の外部人材との連携を生んでいます。主な受賞歴はふるさとづくり大賞団体賞(2022:総務省)ディスカバー農山漁村の宝特別賞(2022:農水省)です。
代表の中川は静岡県出身で大学在学中に創業、地域と若者をつないで20年のキャリアで、関係人口づくりや地域プロジェクトの組成に関しては県外からも相談を受ける人材です。
NPO法人bankup URL https://www.bankup.jp/
代表理事 中川玄洋 note URL https://note.com/genyo
※代表のコーディネートに関する考え方などはnoteを見ていただくとわかりやすいです。

==求人内容詳細==
1.待遇・身分・期間について
①給与:月額225,000円(社保完備)

②年間の活動日数の目安 月20日勤務×12か月(イベント運営などで土日勤務の可能性もありますが、原則月~金を基本としています。)
③1日の活動時間  8時間
④勤務地(基本) 鳥取県鳥取市(本社所在地)
⑤副業の可否 副業可能
⑥雇用期間を記載 「雇用日から令和7年3月31日まで(所定の審査を経て、雇用日より最長3年間まで延長できます)」
⑦鳥取県の実施する事業で、受託者であるNPO法人bankupが雇用契約を締結し、鳥取県が「地域おこし協力隊コーディネーター」として委嘱します
⑧募集人数 2名

2.福利厚生について
①事業に係る自動車の燃料費、リース費
②作業道具、書籍、消耗品等に要する経費
③事業に係る損害保険・賠償責任保険料(ただし、国民健康保険料や国民年金保険料等は自己負担)
④研修等に要する経費

3.募集対象について
次の要件をすべて満たす方とします。
(1)次の ①、②のいずれかに該当する方で、採用後、生活拠点を鳥取県内に移し、住民票を異動できる方
①応募時点で3大都市圏をはじめとする都市地域に在住している方
② 「地域おこし協力隊」として活動していた方で、「同一地域における活動2年以上、かつ解職1年以内」の方
※要件に該当するか不明な場合は、個別にお問い合わせください。
(2)令和6年4月1日時点で満18歳以上の方
(3)基本的なパソコン操作(ワード、エクセル等)ができ、かつ、インターネットを利用した情報発信ができる方
(4)普通自動車免許を有する方 または活動開始までに取得予定の方
(5)地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない方

4.応募・審査方法
・受付期間:令和6年12月1日~令和7年1月31日
・提出書類:①NPO法人bankup輝くとっとり地域づくりコーディネーター応募用紙、②住民票のうつし、③履歴書(顔写真入り)をPDFにしてメールにて送付ください。
(応募用紙をクリックいただくとファイルをダウンロードできます)

・提出先:NPO法人bankup 地域おこし協力隊係(担当:中川)
※応募にあたって、事前に確認したいことがあれば、事務局(NPO法人bankup:info@bankup.jp)までメールください。オンラインなど相談に乗らせていただきます。

・選考方法
一次選考(書類審査)・・・いただいた書類をもとに書類審査を行ないます。選考結果については、応募者全員にメールにて通知します。合格者にはあわせて二次選考の日程などをお知らせします。

二次選考(面談審査)・・・一次合格者を対象に、鳥取市内にて面接審査を行ないます。選考結果についてはメールにて全員に通知します。
※応募にかかる経費(郵送費・交通費など)は応募者の自己負担となります。
※選考の経過及び結果に関するお問い合わせには応じられません。

本募集に関しては、下記サイトでも掲載しております。
smout:https://smout.jp/plans/20339